【元ネタ何個わかる?】CABINのネタバレあらすじ・考察してみた!

原題は『The Cabin in the Woods』。2012年に公開されたホラー映画です。

監督は『クローバーフィールド』『オデッセイ』の脚本家であるドリュー・ゴダード。どうりで面白いわけです。もうわくわくしますね。

斬新でハイセンス、わかりやすいと三拍子揃った天才脚本家の監督処女作、さっそく考察してまいりましょう。

『CABIN』物語のはじまりは

大学生のデイナ、ジュールズ、カート、マーティ、ホールデンは週末を小屋で過ごすためにキャンピングカーで森に向かいます。5人は絶好調。わくわく気分でふざけあいます。

5人は途中寂れたガソリンスタンドに立ち寄ります。そこには不気味なオーナーが。この先は危険だから気を付けろと5人を脅します。

怯えた5人は捨て台詞を吐き、スタンドを後にします。

ベタな展開に安心して没入してきたころ。5人を乗せたキャンピングカーが渓谷に差し掛かると、車の後ろにはばたくフクロウが。車を追いかけるフクロウ。

すると突如目の前に現れた目に見えない電波の壁のようなものに激突し、フクロウは谷底に突き落とされてしまいました。

一方の車は壁のようなものにぶつかることなく渓谷を進んでいくのです。

ベタOFベタな登場人物

下着1枚になっても品を漂わせる清純派、デイナを筆頭に、頭の軽そうなブロンド美女のジュールズ、筋肉バカのカート、イケメン転校生ホールデン、ハッパ大好きひょろ男のマーティ。

ホラーの教科書を熟読しながら作ったかのような登場人物に胸が高鳴ります。

ちなみに筋肉バカのカートを演じているのは、皆のソー様ことクリス・ヘムズワースです。最高ですね。

激アツな斬新展開

小屋で過ごす5人からズームアウトしていくと、なんと一人に一台の監視カメラが!!5人の姿は全世界に生中継で放送されていたのです。そこは世界中で人の行動研究をしている研究所のアメリカ支部なのでした。ホラー版「トゥルーマンショー(無修正版)」です。

実験に丁度よさそうな浮かれた大学生の5人組をピックアップし、ベタなホラー映画の展開を人力で起こし、色んなモンスターを登場させて襲わせて、誰が何番目に死ぬだろうとかわいわい観察しながら結局皆殺しにしちゃって神に献上するための(!?!?!?)組織です。ガソリンスタンドの不気味なおじさんも組織の一員でした。

どうやら世界中で実験は失敗しまくっており、残るは正確でまじめな日本と(笑)その次にまじめなアメリカだけなのだそう(爆笑)

98年以降失敗していないアメリカ支部はたるんでおり、賭けをして遊んだりしています。嫌な予感しかしません。わくわくしますね。

そもそも何をもって失敗なのでしょうか。細かいことは気にせず高ぶる気持ちに正直に突き進みましょう。

バカバカしいを通り越して感動を覚える詳細設定

組織には技術班、開発班、電気班、シナリオ班、管理班など様々なセクターがあります。物語が停滞してくると、技術班がフェロモンを吸わせてムラムラさせてみたりします。即効性のあることの他にも、不気味な雰囲気を出すためだけに月光を発生させたりもします。大変な班です。

ホラーの教科書通りの順番で次々死んでいく5人。その度に「神に捧げます」とお祈りをする仕掛け人。・・・え?

なんとなくわかってきたのですが、どうやらモンスターに登場人物が勝ってしまうと実験失敗のようです。

そんな折、神道に精通した日本の小学生たちが、かの有名な貞子さんの封じ込めに成功してしまいました。日本の失敗により残るはアメリカのみとなってしまいました。

嫌な予感がしますね。予想的中です。ついにアメリカも大失敗を犯してしまうのです。

殺したはずの登場人物が生き延びてモンスターたちのお部屋のなかに入ってきてしまい、モンスターたちが解き放たれてしまいました。

モンスターたちの造形が激アツ

無数のモンスターたちの造形のほとんどが、有名なホラー作品の登場人物の姿をしています。

造形だけでなく、シーンやシチュエーションにも有名ホラーへのオマージュがそこらじゅうに感じられます。

権利とか製作費とかの心配をしてしまいそうになりますがやめておきます。

すべてではありませんが、取り入れられている作品は

『資料のはらわた』『エイリアン』『悪魔のいけにえ』『ヘルレイザー』『スクリーム』『ダークナイト』『ナイトオブザリビングデッド』『13ゴースト』『IT 』『ハロウィン』『ブレイド2』『鮮血の花嫁』『サランドラ』『リング』『CUBE』『キングコング』『遊星からの物体X』『シャイニング』

などです。ホラーに限らず、書き出しているだけで心弾んでくる傑作揃いです。

なんだかまたお金のことが気になりだしてしまいました。

ホラー好きの心を鷲掴みにする最高のエンターテインメント

斬新なアイディアで一点突破したように見える本作ですが、ホラーにおいて斬新な設置というのはそうしょっちゅう出てくるものではありません。

それゆえこの『CABIN』の爆誕は衝撃的でした。オマージュ大好きホラーオタクの心をがっしり掴みながら誰も観たことのないエンディングへと突っ走ります。

同じシチュエーションホラーでおススメなのはこの3年後に作られた『ファイナルガールズ』という映画です。『CABIN』にハマった方は多分めちゃめちゃ好みだと思いますので観てみてくださいね。

ファイナルガールズといえば、ホラー映画で最後まで生き残る処女性を持った女性のことを‘ファイナルガール‘と呼ぶのですが、本作『CABIN』におけるファイナルガールも例にもれずに大活躍していましたよ。誰がファイナルガールかはお察しの通りです。

怖くないよ

ホラーとは銘打っておりますが本作、まったく怖くありません。血はめちゃめちゃ出ますし人もたくさん死にます。気持ち悪いモンスターもいっぱい出てきます。でもまったく怖くありません。どうしても血がムリだという方以外は、是非誰かとわいわいツッコミを入れながら楽しんでみてください。

覚えているでしょうか。皆のソー様ことクリス・ヘムズワースの筋肉美が拝めます。こんなに面白いうえにです。何のご褒美でしょうか。

超絶おすすめの本作、是非観てみてください。

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